中学受験の国語では、「ことわざ」「四字熟語」「慣用句」を問われる問題が頻出しています。
大人の中でも苦手という人は多いのではないでしょうか。
このような語彙は、日常的に触れる機会が多いほど頭に残って身につくものです。
受験をお考えの家庭では受験直前の時期に詰め込むよりも、小学1年生から楽しみながら覚えていくことをオススメします。
今回はポイントを2つに絞って紹介します。
学習マンガや玩具を活用しよう
「ことわざ」「四字熟語」「慣用句」が敷き詰められている問題集は大人が見ても嫌になることもあるでしょう。
そこで、おすすめなのは人気アニメの学習マンガです。ドラえもん、ちびまる子ちゃんの漫画で用語説明をしてくれるので、印象にも残りやすいです。最近ではアニメーター作の用語漫画も出版されています。
文章だけではなく漫画のイラストも個性があり、楽しみながら読書をしているだけでもストーリーを記憶する感覚で覚えることができます。
親と一緒にクイズ大会をやってみよう
暗記は黙々とやるものという印象かもしれません。しかし、このような語彙はとても簡単にクイズ形式にしやすい分野です。
お子さんと問題集を使用してクイズを出しあって、紙に「正の字」を書いてポイントを競うこともできます。また、山手線ゲームのように、「体の一部を使った慣用句」と決めて交代で言い合ったりするのもいいでしょう。
一度覚えたことは受験本番までずっと記憶しておけるものではありません。
1週間後には全く覚えていないこともありますが、がっかりせずにまた「読めばいい」「家族で楽しめればいい」という気持ちくらいで学習を重ねてみましょう。何度もやれば6年生の頃にはかなりの定着が期待できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中学入試では日常生活でもあまり使わない「ことわざ」「四字熟語」「慣用句」が出題されます。難しいテキストとにらめっこするよりも、マンガやクイズを交えて覚える方が子どもの頭には残りやすいです。
国語が苦手と自覚している息子にとっては、好きなマンガや家族とのクイズは勉強でなく遊びの一貫として受験勉強できています。
この勉強法は低学年から活用できるので、ぜひ試してみてください。